概要:
ラズベリーパイのカメラ機能を活用し、ドライブレコーダーを活用するシステムです。
私が自動車競技(ラリー)をしているので、車速などの情報を同時記録できるシステムを構築ました。
CAN通信を活用し、車両情報の共有と、複数のカメラの連動を実現します。
特徴:
・自動車用通信規格である「CAN」を採用し、各ユニットをネットワーク接続します。
500kbpsの高速通信が可能です。
ユニットの追加が容易
* 標準で自動車に搭載されているCANには接続しません。独立したラインが必要です。
・RaspberryPiのカメラを活用し、ローコストで複数カメラのドライビングレコーダーを構築可能。
画面は接続せず、RaspberryPi ZERO WHのWifi機能を活用しスマホで確認します。
電源はCAN経由で制御します。
Raspberry Piには音声入力がありませんので、音声入力ユニットを設定します。
・最初、センサーユニットは、車速、エンジン回転、GPSを採用予定
しかしながら、CANの柔軟性を活用し、アナログ入力などの追加ユニットを計画中。
データロガーとしての活用も可能(0.1秒周期)
・多彩な拡張性
CANバスに流れた情報は、接続されたどのユニットも利用可能。
どんどん、新しいユニットをつなげられます。
例(計画のみ):
- OBDアダプター:OBD端子要理車両情報を取得
- 逆OBDアダプター:古いOBDアダプターのない車両に、最近のOBDアダプター対応品を取り付け
- Tripメーター:ラリーの必需品、Tripメーター(距離計)も実現可能
- 時計:GPSからの正確な時間を表示。時間合わせ不要。
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