概要:
自動車用ルームライトのシステムです。
各ユニットをネットワーク接続し、フルカラーLEDを制御します。
設定は、マスターユニットに接続したRaspberry Pi ZERO WHを経由し、Wifiで設定出来ます。
特徴:
・自動車用通信規格である「LIN」を採用し、各ユニットをネットワーク接続します。
ネットワークの配線は通常の電線1本なので、多くの場合純正配線を活用できます。
(+12V電源、GND、LINラインの3本配線が必要)
ユニットの追加が容易
非常に低い待機電力(実測で2マイクロアンペア)
・マスターユニットにRaspberryPiを接続
マスターユニットにRaspberry Piを接続することで、Wifi経由で設定可能
RaspberryPiとI2C接続しているので、RaspberryPi側のプログラムで直接制御も可能
設定値はEEPROMに保存される・マスターユニットの動作はRaspberryPiとは独立しているので、設定後はRaspberryPiは必ずしも必要ではない
動作例:
・ドアロックを解除すると、室内灯がほんわか光る
・ドアを開けると、室内灯と、足元灯が白色で明るく光る
・エンジンキーをONにすると暗くなり、足下やサイドが暗く点灯。明るさはボリュームで調整可能
・ヘッドライト点灯で、夜モードは違う色で点灯。
・エンジンOFF、室内がほんわか明るくなる。
・ドアを開けると、室内灯と、足元灯が白色で明るく光る
システム構成:
ユニット解説:
・マスターユニット
EEPROM内蔵マイコン(PICマイコン) を搭載
8つのスイッチ入力を持ちます。
それぞれのスイッチ入力に対して動作方法を設定可能
アナログボリュームを接続し、LEDの明るさを制御可能
RaspberryPiの動作電源を搭載、
適切に電源をコントロール
・ルームライトモジュール
CREE社製フルカラーLED搭載(製品版は5つを予定)
専用ICにより、定電流電源供給。
最大で800mW程度の明るさ(かなり明るい)
ルームライトスイッチを活用可能
・フットライト、サイドライト制御モジュール
ルームライトモジュールのLEDを外付けにしたもの
スイッチ入力機能は削除されています。
・LEDモジュール
上記、制御モジュールで制御するLED
ルームライトと同じCREE社LEDを3つ搭載
・ブザー・リレー制御モジュール (開発中)
ライト消し忘れ警告など
特定条件でリレーを動作可能
- ドアを開けるとパワーウィンドーが動くなど
- 鍵をかけると一定時間ヘッドライトがONになるなど
LIN network line |